読書メモ4
疲れない脳をつくる生活習慣―働く人のためのマインドフルネス講座
- 作者: 石川善樹
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2016/01/28
- メディア: 単行本
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瞑想は万能の力を鍛えるベースメソッド
瞑想をするうえで大切なことは、「調身」「調息」「調心」の3つです。(138)
- 調身=姿勢 背筋を伸ばしたら、一度肩を落としましょう
- 調息=呼吸 5秒ぐらいかけて鼻から吸い、10秒から15秒かけてゆっくりと鼻あるいは口から吐きましょう。
- 調心=集中・観察 初心者に人は呼吸に集中するのがいいでしょう。例えば、呼吸の数を「ひと~つ」「ふた~つ」と数えていくと、呼吸に集中しやすくなる。
瞑想開始後は、呼吸に集中できていても、しばらくすると別のことにを考えて、注意が散漫になる。そういうときは「あ、まずい」などと焦らず、「散漫になったな」と自分の状態を落ち着いて観察し、呼吸に注意を戻します。(154)
ひらめきやすい脳を作る「観察瞑想」
調心のもうひとつの方法は、瞑想中の思考や感情、体の変化などを、いちいち立ち止まって吟味しないで、観察しながら受け流すというもので、こうした瞑想のことを「観察瞑想」といいます。
- 思考・感覚が拡散する
- 思考・感覚が拡散していることに気づく
- 気づいた思考や感覚を観察する
次世代のメンタルトレーニング「マインドフルネス」
マインドフルネスの定義は「いまここでの経験に、評価や判断を加えることなく、能動的に注意を向けること」(286)
新しい習慣を身につける方法
- 少しずつ始める
- いつもの習慣の「ついでに」始める
- 本来の目的以外の喜びを得る(392)
1日5分の瞑想。その積み重ねが「疲れない脳」をつくり上げていく(401)
「不眠の3症状」
③早朝覚醒…起きたい時間より早く目が覚めてしまう
モンテッソーリ教育、ツールズ・オブ・マインド、武道の共通要素
・姿勢をよく活動し、深い呼吸をする
・予想外の刺激があったときに、それに惑わされず、自分が決めたことにちゃんと集中できるようにする(707)
ドローイン・エクササイズ
胸を張って、細いズボンをはくイメージでおへその下をひっこめる。
この状態を10~30秒続けてください。(716)
血糖値のコントロール
イライラしないための有効な手段
「血糖値を一定にコントロールする」(756)
3~4時間ごとに食べ物を摂取すると、血糖値が一定になる
朝は3つの「た」から始める。
「太陽」「タンパク質」「炭水化物」
マインドフルネスの定義は「いまここでの経験に、評価や判断を加えることなく、能動的に注意を向けること」(1005)
マインドフルに生きるための一日の過ごし方
- 毎日、決まった時間に起床する
- タンパク質と炭水化物をミックスした朝食を食べる(卵、ハム、ツナ、納豆)
- 体を動かしながら、太陽の光を浴びる
- ドローイン・ウォーキングで出社する
- 深い呼吸をして、背筋を伸ばす(鼻から5秒吸い、10~15かけてゆっくり吐く)
昼
- 低GI食のメニューを選ぶ
- サラダ→タンパク質→炭水化物の順に食べる
- 「ながらランチ」をしない
- 3~5分間の瞑想トレーニングをする
- 水を飲む(座りすぎない)
- 仮眠を活用する
- 肩のストレッチをする
夜
- なるべく自分で料理する
- ゆっくりと食べる
- 夕食は就寝2~4時間前に済ませる
- 刺激の強い光を浴びない
- 就寝1時間前に軽いストレッチをする
- お風呂の温度は少しぬるめ
- 寝る時間と起きる時間をあらかじめ決めておく