Rabbit or Duck?

Chronicles of My Ambiguous Life

読書メモ4

 

疲れない脳をつくる生活習慣―働く人のためのマインドフルネス講座

疲れない脳をつくる生活習慣―働く人のためのマインドフルネス講座

 

 瞑想は万能の力を鍛えるベースメソッド

瞑想をするうえで大切なことは、「調身」「調息」「調心」の3つです。(138)

  1. 調身=姿勢 背筋を伸ばしたら、一度肩を落としましょう
  2. 調息=呼吸 5秒ぐらいかけて鼻から吸い、10秒から15秒かけてゆっくりと鼻あるいは口から吐きましょう。
  3. 調心=集中・観察 初心者に人は呼吸に集中するのがいいでしょう。例えば、呼吸の数を「ひと~つ」「ふた~つ」と数えていくと、呼吸に集中しやすくなる。

瞑想開始後は、呼吸に集中できていても、しばらくすると別のことにを考えて、注意が散漫になる。そういうときは「あ、まずい」などと焦らず、「散漫になったな」と自分の状態を落ち着いて観察し、呼吸に注意を戻します。(154)

ひらめきやすい脳を作る「観察瞑想」

調心のもうひとつの方法は、瞑想中の思考や感情、体の変化などを、いちいち立ち止まって吟味しないで、観察しながら受け流すというもので、こうした瞑想のことを「観察瞑想」といいます。

  1. 思考・感覚が拡散する
  2. 思考・感覚が拡散していることに気づく
  3. 気づいた思考や感覚を観察する

次世代のメンタルトレーニング「マインドフルネス」

マインドフルネスの定義は「いまここでの経験に、評価や判断を加えることなく、能動的に注意を向けること」(286)

 

新しい習慣を身につける方法

  1. 少しずつ始める
  2. いつもの習慣の「ついでに」始める
  3. 本来の目的以外の喜びを得る(392)

1日5分の瞑想。その積み重ねが「疲れない脳」をつくり上げていく(401) 

「不眠の3症状」

早朝覚醒…起きたい時間より早く目が覚めてしまう

 

モンテッソーリ教育、ツールズ・オブ・マインド、武道の共通要素

・姿勢をよく活動し、深い呼吸をする

・予想外の刺激があったときに、それに惑わされず、自分が決めたことにちゃんと集中できるようにする(707)

ドローイン・エクササイズ

胸を張って、細いズボンをはくイメージでおへその下をひっこめる。

この状態を10~30秒続けてください。(716)

血糖値のコントロール

イライラしないための有効な手段

「血糖値を一定にコントロールする」(756)

3~4時間ごとに食べ物を摂取すると、血糖値が一定になる

朝は3つの「た」から始める。

「太陽」「タンパク質」「炭水化物」 

マインドフルネスの定義は「いまここでの経験に、評価や判断を加えることなく、能動的に注意を向けること」(1005) 

マインドフルに生きるための一日の過ごし方

  • 毎日、決まった時間に起床する
  • タンパク質と炭水化物をミックスした朝食を食べる(卵、ハム、ツナ、納豆)
  • 体を動かしながら、太陽の光を浴びる
  • ドローイン・ウォーキングで出社する
  • 深い呼吸をして、背筋を伸ばす(鼻から5秒吸い、10~15かけてゆっくり吐く)

  • 低GI食のメニューを選ぶ
  • サラダ→タンパク質→炭水化物の順に食べる
  • 「ながらランチ」をしない
  • 3~5分間の瞑想トレーニングをする
  • 水を飲む(座りすぎない)
  • 仮眠を活用する
  • 肩のストレッチをする

  • なるべく自分で料理する
  • ゆっくりと食べる
  • 夕食は就寝2~4時間前に済ませる
  • 刺激の強い光を浴びない
  • 就寝1時間前に軽いストレッチをする
  • お風呂の温度は少しぬるめ
  • 寝る時間と起きる時間をあらかじめ決めておく