Rabbit or Duck?

Chronicles of My Ambiguous Life

バランサーとして

仕事における自分の良さ(強み)って何だろうって考えると、個性の強い集団の中に入れられても、中のいざこざに巻き込まれずに仕事ができることなのではないかと思った。

私自身、それを気持ちよくやってるわけではなく、ぎすぎすした雰囲気を嫌だなと思ったり、自分と考え方があまりに違うことに落胆したりしている。それでも、職場のメンバーが仲たがいしないようにとか、バラバラにならないように、八方美人的に接することが一応できる。感情労働で疲れるんだけど、できることはできる。

こんなこと強みにならないだろうと思ってたけど、世の中には、自分の主張を曲げられない人はいるし、考えが合わない人とはいっしょに仕事ができないという人がいるらしい。

そんなところに私がいると、とりあえず、最低限の仕事はするし、敵対する二者の間に入って、それっぽくやんわり、間を取り持つこともできる。こちらの心はくたびれるけど(笑)それって、雇い主とか、一つ上の視点から見てると便利で、安心できる人材なのかもしれない。

私は、抜群の能力で仕事を進められるわけではないけど、組織で仕事をするときに全体のベクトルを同じ方向に調整したり、組織の欠けている部分をとりあえず、補うみたいなことを、自分の考えにこだわらずできる方なのだろう。

外向きに社交的ではないんだけど、組織内(内向き)では社交的なんだ。

こういうの「何力」っていうのかわからないけど、けっこう役に立つんだと思う。役割で言うと「バランサー」っていうんだろう。

私はバランサーの資質があると思う。てんびん座だしね。