Rabbit or Duck?

Chronicles of My Ambiguous Life

2016年振り返り

2016年も終わろうとしている。ここに住んでいるとクリスマスや年末年始は関係ないので、全く年の瀬感のない年末になっている。

早いもので、こちらに来て1年経った。1年前、年内に滑り込むようにこちらにきて、あっという間の1年間だった。

年初に書いた今年の目標は「よく働き、よく学び、よく作る」 だった。これを念頭において日々、生活するつもりだったけれど、2月には忘れていたと思う。

「よく働き」、これはその通りできた。いつも“hard worker”でいたいと思っているが、わりとよく動いたと思う。まだまだ、必要なレベルに達していない部分はあるけれども、怠け者にならず、よく働いた。

「よく学び」、これは、よく観察した一年だった。すべてがわからないことだらけで、とにかく、ここがどんな場所なのか、どんな人がいるのか、どういうルールで組織や社会が動いているのか、可能な限りよく見ることに努めた。たぶん、それなりに体に浸透したと思う。その意味では学びが多かった。ただし、知識に関しては語学に手をつけることができず、情けなく思っている。

「よく作る」、ここ数年、いつも目標としているけど、やはりこれが、一番難しい。仕事の部分では、多少、形に残るものを実践はできたと思う。成果も出た。ただ、研究に関しては全く。恥ずかしい…

1年間、病気することなく元気に過ごすことができた。今、少し風邪気味になってしまったけど、仕事に穴をあけず、体調管理がうまくできたことは、ありがたいこと。

新しい土地での仕事と生活、どうなるかと思っていたけど、わりとうまくできている。仕事は難しさもあるけれど、気力・体力ともに充実しているので、取り組むことができている。

生活では、宗教的な部分でどれくらい不自由するかと思っていたが、想定の範囲内だった。加えて、いろいろな人に助けてもらい、快適に過ごすことができた。これも、本当にありがたかった。

総じて、よくできた1年だった。ここでの仕事と生活に順応できていると思う。来年はもう少し行動して、外に働きかけていきたい。また、年始に目標を書こうと思う。