Rabbit or Duck?

Chronicles of My Ambiguous Life

出発に先立ちまして

既に現地に着いてしまったけど。一応、書いておいたものがあるので記録のために。

 

いよいよ、出発。 例のごとく、これは出発前日に書いたわけではなく、出発1週間前に書いている。正確には一度8月に書いたけど、お蔵入りになり、少し書き直した。ちなみに過去の「出発に先立ちまして」はこちら↓

2008年6月

2012年9月

実はこれを書いている時点では、出発日が確定していない。なんともやりにくい状況になっている。というのもいつ出発するかわからないので、住民票を抜いたり、諸々の手続きをすることができないでいるから。もし、予定通り行くとしたら、残りの数日ですべてを行わねばならず、うまく処理しきれるか不安。 とこんな感じで、差し迫った現実の問題が頭をもたげ、長期的な視点で次の仕事を眺められていない。それでも、やはり今回も思うことがあるので書き留めておきたい。

 

なんやかんやで3回目の外国での仕事。

緊張はしているものの、これまでより危機感が薄い感じがしている。準備が適当になっているような。一つには出発日が確定してないのがある。本当なら、この時期、To Do リストを一つ一つつぶしていく中で「さぁ、行くぞ~」みたいな気持ちの高まりがあるんだけど、それができないので、カウントダウンできない感じ。カウント10、9、8、GO!みたいな感じ。

今回の大きな課題は「宗教」になってくると思う。宗教と生活(文化)がぴったりくっついている世界とはどんな所なのか。なかなか想像力を働かせることが難しい。いろいろなことが「宗教上の理由」で制限される中、何ができるのか。どこまでがOKで、どこからがNGなのか、この境界を探すことにほとんどの時間を費やすことになると思う。

そして、今回はこの仕事において、一応、独り立ちの扱いになる。一人でいろいろ悩むはず。これまで、どれだけ多くの人に助けられてたかが改めて身にしみることになりそう。そうしたものも、一つ一つクリアしていきたい。心も体もとても調子がいいので、課題に向き合えるはず(笑)ただ、しばらく体が慣れるまでは、あまり働けなさそう。徐々にやっていきたい。

基本線としては、自分の仕事によって「人に喜んでもらう(役に立つ)」そして「自分が成長する」、これをいつも考えておきたい。思い通りにならない中で、何のためにここに来たとか、そういう、そもそも論で転ばないように、基本線を設定しておこうと思う。

そして、仕事があること、仕事ができる状態であること、そうそうできない経験ができることに感謝しながら日々を積み重ねていきたい。