Rabbit or Duck?

Chronicles of My Ambiguous Life

選ばれなかったことをどうとらえるか

自分の知っている年下の人が何かの大会、コンテスト、選考会などに参加するという場面が増えてきた。 

当然、うまくいく(期待どおり)時とうまくいかない時がある。うまくいった時は、その人に声をかけるのは簡単だ。極端に言えば「よかったね!」ということで済む。難しいのは、期待どおりにいかなかったり、負けたり、選ばれなかったりした時だ。 

例えば、「順位だけが大事なわけじゃない、参加することに意義がある」「この経験が今後に役立つ」みたいなことを、言うことがある。これは、ウソではないと思うけど、自分が言われたとして、この言葉がどれほど救いがあるかというと、それほどでもない。(素直に受け入れられれるかという性格も大きい)

そもそも、この手の問題に即効性があって、汎用性がある対処とか答えはないんだと思う。失恋した時に、どうしたら最も傷が癒えるのかというのと似ていて、とにもかくにも「時間の経過」が大事で、嵐を一瞬に晴れにすることはできず、傘を裏っ返しにしながら、なんとか耐えるみたいなのが現実なのだと思う。